「多重債務」ということばが大きな社会問題になっています。このことばの背景には、無担保・無保証人で借りることができる「消費者金融」の存在が大きいのです。
消費者金融は、インターネットで申し込み、専用カードを使ってATMなどで借入れができるので、ちょっとしたお金が必要なときには大変便利なものです。問題は、消費者金融を利用する側の意識にあります。
多重債務とは、借金返済のために新たに借金を重ね、ついには返済不能に陥ることをいいます。解決法としておまとめローンが使われます。
こういった事態にまでたどりつく人は、お金にルーズな人、計画性がない人だという先入観がありました。しかし、最近では、多重債務は誰にでも起こりうることだと再認識されるようになりました。
人生の途上には思わぬできごとが待っています。職場を解雇される、病気やけがで働けなくなるなどの不測の事態も起こります。多重債務のきっかけは、生活資金を維持するために、やむを得ず借入れをすることも多いのです。